音更川の十勝石の魅力!始まりの場所に繋がる川
十勝石の採取出来る川で、よく名前が挙げられる音更川です。
水源の上流は、廃線マニアなどから絶大な人気を誇るタウシュベツ川橋梁がある糠平湖を通り流れています。
2017年夏のタウシュベツ川橋梁。
十勝石の始まりの場所
研究者によると十勝平野に分布するこれらの黒曜石は200万年程昔に大雪山系の火山活動によって十勝三股のクマネシリ岳西側から溶岩が流れ始め生成されたとの話です。
そして、その溶岩は扇型に流下し東から西へ役40kmにわたり変遷していったとの事です。
なんとも魅力的な場所ですが、大雪山国立公園の範囲内ですので、無許可の採石は禁止されています。
音更川の上流はそんなところです。
https://www.env.go.jp/park/common/data/05_daisetsu_map_j.pdf
なので、一般的に十勝石が採取可能なエリアは、町よりのところになるのですが、正直開発が進みきって見つかる十勝石は小さくてまん丸な可愛らしいものばかりです。
角はほとんど無いので、軽くサンドペーパーで手磨きして、そのままアクセサリーに加工するには良い形状だと思います。
十勝石よりも……、一見ベーコンかな?と感じられる魅力的な瑪瑙がみつかったり……。
これは完全に豚バラ肉⁉︎🐷
肝心な玲瓏はこの辺りまで流出しているのかと言うと……。
隈なく探せばなんとか見つかったりします‼︎
色は、白っぽいスジの物が多くあると感じました。
この日見つけた中から、一際輝いていた十勝石を研磨しました。
バランスの良いメタリックなレインボーシラー‼︎
始まりの場所に繋がる川、音更川のポテンシャル侮れません。
数は少ないですが、一攫千金のハイレベルな玲瓏がある、それが音更川の魅力です。